企業内会計士の日々

企業内会計士(管理職)として、日々の質問対応結果(会計・税務中心)を記事にするブログです。同じことで悩んだ人の役に立てればと思ってます。たまに、書評や日々のアイデアも記事にします。

【書評】「戦略の教室」を読んで

 

【書評】「戦略の教室」を読んで

自分自身の備忘録もかね、読んだ本の書評を記事にしたいと思います。

感銘を受けた文書を中心に記載します。私の書評を読んで、興味がわいたら幸いです。 

 

この本を読む目的

「実務で使える 戦略の教科書」の著者である今枝昌宏氏の研修に参加しました。

研修自体の概要は下記の通りでした。

  • 実在する企業の成功事例を示し、そこで利用された戦略名とその内容を説明する。
  • 経営者の過去の経験などに基づく感覚で決断し成功していることが多い。
  • しかし、その決断・行動には、過去に(学術的?に)研究された戦略が存在している。
  • 企業経営において経営者の感性や感覚に頼るのではなく、空手のように型を覚え、実戦に当てはめることにより、成功確率をあげることができる。

 

上記の研修はすごく面白いと思い、さらに勉強したいと思い、「戦略の教室」を購入し読んでみました。

 

感銘を受けた文章

この本が良い・悪いとの話ではないですが、私の本を読む目的と本の内容は必ずしも合致するものではありませんでした。

 

しかし、下記の文章について感銘を受けましたので紹介させていただきます。

それは、『目標を高いところに置くな、目標は物凄く高いところにおけ。』 との文章です。

この文章は、トム・ピーターズとのコンサルタントが、普通の人が非凡な成果をたたきだす「エクセレントの秘密」として表現した文書です。

日々の仕事においては、あまり考えることなく、会社の予算やノルマ等を目標に行動してしまいがちです。

しかし、本来はそことリンクさせる形で自分が熱中できる目標を設定し、それを情熱的に追及することができれば、他者に差をつけることができるのではと感じていたため、私の心に響いた文書となりました。

 

本書は私の読む目的と多少異なりましたが、世界の偉人が考えた戦略を網羅的に勉強するには良い本だと思います。そこからの、興味を持った戦略について深堀できればよいのかなとも思います。

 

つたない書評ですが、興味があれば読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ご興味があれば~~~